ウェディングレポート

2010年2月24日ご婚礼 中根様ウェディングレポート

 

ご新婦は妊娠6ヶ月。大きくなったお腹に負担が
少ないようにご新郎から先に着付をしてもらい、
早速撮影開始。笑顔が輝いております。
家族皆様そっくりですね。
ご新婦はゆっくり休憩しながらのお支度です。
花嫁衣裳にはめずらしい、ベージュ系の色打掛。
その打掛にピッタリのかんざしを付けて
いただきました。ご新婦にお似合いだったのは
もちろん、旅籠の落ち着いた雰囲気にもよく
マッチしていました。

 

お二人の支度が整い、いよいよロケーション
撮影へ。
ご家族だけの少人数様のご婚礼だったため、
ご来郷も皆様一緒に電車とバスだったの
ですが、もちろん撮影も皆様で楽しまれました。
「ふつう結婚式の主役は新郎新婦だから家族の
写真なんてそんなに撮っていただけないで
しょう。でも今日はずっと一緒にいられるし、
写真も撮っていただけて嬉しいわ」と、両家の
ご両親様も喜んでいらっしゃいました。
かやぶきの郷内は洋服で上り下りするのだって
結構大変なんですが、ご新婦は打掛にお鬘、
その上お腹には赤ちゃんとかなりの重さだった
はずです。そんなご新婦とずっと手を繋いで
エスコートしていたのはもちろんご新郎。
優しさが写真でも伝わってまいりますね。


 

旅籠初めての祝言式となったこの日。
プランナーもかなり緊張していました。
ご新婦は、ご両親へお嫁入りの前のご挨拶。
ほんの一言ですが、グッとくる瞬間です。
そして新郎家が待つ会場へ。
いい緊張感が漂っております。


 

旅籠の祝言は、盃を交わすことでご両家が
結ばれる儀式です。
昔は各家でお酒を作っていました。自分たちが
育てたお米と地の清水を使ったお酒はとても
大切で貴重なもの。各家のお酒を持ち寄り、
「水合わせ」をし、お神酒としたそうです。
家のお酒をよそのお酒と合わせるのは、とても
意味深いことだったのです。
この日の祝言も盃を交わすことで、新郎新婦
だけでなく、新しい親子の結びつき、親族の結び
つきを実感していただけたのではないかと
思います。



 

無事に祝言を挙げ、親族となった皆様。
こんな素敵な集合写真が撮れました!
なんだか「華麗なる一族」みたいです。
これも少人数様だからこそ。

 

実はお二人ともお仕事を抱えて、しかも出産を
控えて、とてもお忙しい中、本予約から1ヶ月
という大変短い準備期間でした。
そんな中でも、ピッタリのお衣裳を選び、素敵な
アルバムを作り、当日は囲炉裏料理と温泉を
ご家族の皆様で楽しむ、とても暖かな
ご婚礼の1日となりました。
今度はお子様と一緒にご来郷いただけます
ように。
お郷帰りをお待ち申し上げております。

【お二人からのメッセージ】
妊娠しており、安定期とはいえ体の負担にならないかと心配もありましたが、着付の順番、祝言の進行等、
きめ細かく対応していただき、心に残る素敵な式となりました。
宿泊つきの結婚式は、挙式後の時間をゆっくりと楽しむことができ、良かったです。

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