ウェディングレポート

2010年8月7日ご婚礼 大橋様ウェディングレポート

まさに夏真っ盛りという頃。
青い空と生い茂る緑に囲まれた旅籠では、
旅籠の大ファンという新郎・茂さんと新婦・里さんが
暑さにも負けず、笑顔いっぱいで撮影を楽しんでいました。

夏は、日陰に差し込む光がとってもきれいです。

過去の舞妓体験での苦い思い出から、
「ぜったいにカツラはかぶりたくない!」
と、おっしゃっていた里さん。

しかし、一目惚れした衣装は黒い友禅の打掛。
格式高い衣装に合せ、やはり角隠しをつけることに。

これ以上ないというくらいお似合いです!!

郷内では縁日も開催中の夏休み。
出店の前で、景気よく旅籠ウェディング名物の
祝餅つきです。

お子様ゲストがたくさん来てくださったこの日は、
本当のお祭りみたいに、賑やかに盛り上がりました。

少女が真剣に書いているのは、折鶴への署名。

お二人の結婚を承認する大切な折鶴です。

ゲスト全員がこの鶴を握り締め、
花嫁行列で挙式会場まで向います。

この日、お二人が選んだのは人前式。
ゲストの皆様と向かい合いながら式が進みます。

実はお二人は中学校の先生。
茂さんは体育を、里さんは国語を教えています。
それにちなんで、誓いの言葉をみんなでつなぐ
「ポエムリレー」を行いました。

ゲストの皆様も交えて、吉野弘さんの「祝婚歌」を順番に
朗読します。マイクと共に回されたのは「金のバトン」。
バトンには、縁結びの赤い糸が結ばれ、ゲスト全員の
手で新郎新婦まで繋がれました。

そして、バトンに結ばれた赤い糸を、
互いの小指に結ぶ「縁結びの儀」

続いて、ゲストの皆様に承認を頂く
「承認折鶴のセレモニー」

お二人それぞれのルーツである、
島根県と秋田県のお酒を合せる「水あわせの儀」

最後は合せたお酒で、固めの盃を交わしました。

雅楽の生演奏も入り、とても厳粛な雰囲気。
しかしその中にも、お二人の個性が溢れる
和の人前式となりました。

挙式が終わり、ここまでずっと屋外で本当に暑かった。
でも、その暑さも吹っ飛ぶ素敵なセレモニー。
「ビアガーデンセレモニー!!!」

暑さを乗り切ったみんなと、すぐに
キンキンに冷えたビールを飲みたい!ジョッキで!!
と、お二人がずーっと楽しみにしていた目玉演出。
ゲストへの労いと感謝を込めて、
新郎新婦自ら、乾杯のご発声を。

ジョッキを手に満面の笑みの新郎新婦。
こんな花嫁様見たことない!
素敵過ぎます。
それにしても、本当に美味しそうでした。

だいぶ過ごしやすい旅籠の夏の夜。
里さんは洋髪へヘアチェンジをして、披露宴へ。
中座をしてかがり灯撮影をしている間、
会場では里さん手作りのDVDが上映されました。

実は、里さんのお父様はご病気で自宅療養中。
この日も旅籠まで来るのは難しく、欠席されていました。
しかし、お父様にもぜひ花嫁姿をみてもらいたいという
お二人のご希望にお応えして、プランナーとカメラマン、
スタイリストは、2ヶ月程前にご自宅へお伺いし、
小さな結婚式を行っていました。
白無垢姿の里さんとお父様が向かい合う姿は
本当に素敵でした。
その模様と、お父様からのメッセージなどを上映した20分。
会場にいたみんなが真剣な眼差しで見守り、
お父様との時間を共有していました。

お二人が中座の間に、チビッコに大人気だったのが「釣り」

この日たくさん来ていたお子様ゲストのために、
里さんとご友人の北島真紀さんが、折り紙で魚と釣竿を
作って用意しました。みんなとっても楽しそう。

他にも会場の色々なところに飾られた素敵な折り紙は、
御茶ノ水の「折り紙会館」で修行して作ったそうですよ。

披露宴も中盤。
お色直しを済ませたお二人が入場してきました。
ワゴンを押しながら・・・。
ワゴンには炭火焼用のホイル焼きが乗っており、
新郎新婦自ら、各テーブルに配り歩きます。

そして始まったのは「ホイル焼きゲーム」
焼きあがったホイルの中には当たりが!!
当たりを引いたゲストには、茂さんのご実家・島根の
お土産をプレゼント。

美少女二人が頭に巻いているのは
「鬼太郎てぬぐい」です。

楽しい余興の時間。
旅籠ウェディング名物「薬師バンド」
かと思いきや、新郎茂さんが熱唱中。
甘い声で「マイウェイ」を歌って頂きました。
茂さんいわく、薬師バンドの演奏はとても歌いやすい
そうです。

最後は、薬師バンドのボーカルも登場して
お二人のために演奏しました。
いつも皆様の温かい拍手に支えられ、
やる気を増す薬師バンド。
おかげさまで、レパートリーもかなり増えてきました。

お二人の担当プランナーとして、お手伝いしてきた佐野。
実は、、、
新郎茂さんは、佐野の中学校の時の先生でした。

初めの相談会の日、こんな偶然があるのか!と、
信じられない表情をしていた茂さん(先生)を
思い出します。

教え子が担当なんて、気まずくて迷ったそうですが、
旅籠が大好きなお二人は「これもご縁」と、旅籠での
結婚式を選んでくださいました。

ご自宅での結婚式や、旅籠での結婚式も、
次々にアイデアを出し、妥協せずに楽しい時間を作る
茂さんと里さん。
そんなお二人を、ゲストの皆様も大好きな気持ちが
じんわり温かく伝わってきて、笑いも涙もいっぱいの
1日でした。

茂さん(先生)。里さん。
どうぞ末永くお幸せに。
スタッフ一同 お郷帰りを心よりお待ちしております。

【お二人からのメッセージ】

新郎:茂さん
旅籠で結婚式をあげ、来ていただいた人にも本当に喜んでいただき、大正解だと思っています。
今でも写真やビデオを見るたびに、その時のことが昨日のことのようによみがえってきます。
旅籠ウェディングの関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

新婦:里さん
6月、8月と2回にわたる結婚式を温かく、そして思い出深いものにできたのも、旅籠のみなさんとの出会いがあったからこそと思っております。元々大好きだった旅籠に大切な方々を招待し、ゆったりとした時間を過ごすことができ、本当に満足しております。
何より素敵なプランナーの皆さんに出会えたこと、本当に感謝感謝感謝です。また飲みましょう!

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